《注意欠如・多動症(ADHD)》
前回、特性として
不注意、多動性、衝動性は書きましたが、混合型というのもあります。
①不注意には『集中力がない』、『気が散りやすい』『忘れ物が多い』など
②多動性には『じっとしていられない』、『落ち着きがない』『立ち歩いてしまう』など
③衝動性 には『順番を待てない』『考える前に思いだけで実行する』『ケガが多い』などがあります。
上に書いた特性には人それぞれによって、3つのタイプがあり、
【不注意優勢型】
【多動・衝動性優勢型】
【混合型】
の3つのタイプに分類されます。
私の場合は多動性は無く、【衝動性優勢型】で【不注意】を持ち合わせていると診断されました😀
【不注意優勢型】とは・・・
『不注意』の特徴が最も強く現れる症状です。
『多動性』、『衝動性』の症状はあまりみられないタイプです。
『気が散りやすい』
『うっかりミスが多い』
『ぼーっとしやすい』
『話しかけられても聞いていないように見られる』
『課題や作業の段取りが下手』
『やるべき事を最後までやり遂げられない』
『宿題・課題、遊びなどに集中し続ける事が出来ない』
『整理整頓が苦手』
『忘れ物・紛失が多い』
などの特性があります。
【多動・衝動性優勢型】とは・・・
『多動性』、『衝動性』が強く現れるタイプです。
『落ち着きがない』
『座っていても手足を動かす』
『授業中に動き回る』
『おしゃべりが止まらない』
『他人の会話などに割り込む』
『順番を待てない』
などの特性があります。
【混合型】とは・・・
『不注意』『多動性』『衝動性』の全ての特性が現れるタイプです。
どの特性が強く出るかは人によって違うので、
『忘れ物や無くし物が多かったり』
『衝動的に動き回ってしまったり』ADHD全ての特性を持ち合わせています。
【不注意優勢型】では、
おとなしく目立たないことからADHDと気づかれにくく、
【多動・衝動性優勢型】では、
衝動が抑えられなく、ささいなことでもカッとなりやすい為、乱暴な子と思われ、怒られやすいです。
気をつけていても、不注意、多動、衝動によって遅刻しやすいのも難点です💦
【多動症状】は、一般的に成長とともに軽くなる場合が多いそうです。
【不注意】【衝動性】の症状は半数が青年期まで、
さらにその半数は成人期まで続くとされています。
また、思春期以降になって【うつ症状】や【不安症状】を合併する人もいます。
以上で、今日は【注意欠如・多動症(ADHD)】のお話でした😀
長くなってしまいましたが、今日も見て頂き、ありがとうございました😊